プロレスの面白さを徹底解説!!
[http://Embed from Getty Images :embed:cite]
こんにちは、微課金太郎です!
このブログではなるべくお金をかけずに楽しむ「微課金趣味」を紹介しています。
突然ですが皆さんはスポーツ観戦はお好きですか?
サッカー観戦、野球観戦・・・楽しいですよね。
でも今の時代スポーツ中継が行われるのはW杯やオリンピック等の大きなイベントの時だけになっています。
試合を楽しもうと思ったらチケットを買って生観戦するかサブスクに登録するか、ですよね?
そこでお勧めしたいのがプロレス観戦!
今回はプロレスの魅力と楽しみ方について解説していきたいと思います。
プロレスの魅力とは?
筋書のあるドラマ
よく「プロレスってやらせなんじゃないの?」と言う人がいます。
プロレスファンでもこの問いにどう答えるかは人それぞれですが、私は「だからこそ面白いんだよ」と答えるようにしています。
よくスポーツを「筋書きのないドラマ」なんて言い方をする事がありますが、反面プロレスは「筋書きのあるドラマ」だと思っています。(それ普通のドラマじゃ・・・ってのは置いといて)
プロレスにはストーリーがあります。チャンピオンを中心としたベルト争奪戦、同じチーム同士での仲間割れや敵対関係にあったレスラーとの共闘などなど
一試合では終わらず続いていくストーリー性が面白いんです。
これは格闘技にはあまりない魅力ですね。
もちろんレスラーは道場で血を吐く思いをして練習をこなすことにより体を作り、技に磨きをかけるんです。そのレスラーたちがリングで闘い、それによってストーリーが生まれる・・・ワクワクしてきませんか?
プロレスの基礎知識
プロレスのルール
まずプロレスのルールを紹介します。
あくまで一般的なルールのみ紹介しますが、団体によって多少の差異はあります。
勝敗の決し方
・フォール
相手の両肩をマットに付けて3カウント(レフリーがマットを3回叩くこと。3秒ではないのがミソ)
・ギブアップ
技を受けたレスラーが口頭で意思表示をするか相手の体、マットなどを手で叩き敗北の意思表示をする。
リングの外に出て20カウント(ここも20秒ではなく20カウントなのがミソ)以内に戻れなければ負けとなる。
・反則
凶器攻撃や各種反則を5カウント(5秒ではなく5カウn略)以上続けた場合反則負けの裁定が下る場合がある。
ヒールとベビーフェイス
ヒールとは悪役のレスラーのことです。それに対してベビーフェイスとは善玉のレスラーのことになります。
反則攻撃や凶器攻撃を織り交ぜ悪の限りを尽くすレスラーに立ち向かう正義のレスラー・・・対立構造としてはわかりやすいですよね?
同じ団体の中にこういう役割のレスラーがいて試合を成立させているんですね。
もちろんヒール同士、ベビーフェイス同士の対戦も多いです。
ただ、こう書くとヒーローショーみたいで子供っぽいな、とお思いの方もいらっしゃると思いますが、これがプロレスの奥深いところ。
ヒールでも思いっきりブーイングを浴びて憎まれ役になるレスラー、逆に入場だけで大歓声を浴びるレスラー・・・と、そのレスラーのキャラによって千差万別の魅力があります。
また、ベビーフェイスとして活躍していたレスラーが突如ヒールに転向(ヒールターンといいます。)したり、ヒールレスラーがベビーフェイス側のチームに入ったりと流動的で見ている側をびっくりさせるような演出もありとても楽しいんです。
三大メジャー団体
現在日本国内には規模の大小はあれど男子50以上、女子15程度のプロレス団体があります。「え?そんなに?」と思った方も多いのではないでしょうか。
もちろん地域密着の小さな団体も含めてですので、地元にそういった団体があるなら応援してみるのもいいかもしれません。
ここでは「三大メジャー団体」と呼ばれるプロレス団体を紹介します。
新日本プロレス
まずは業界の雄、新日本プロレス(しんにほんプロレス)です。
この団体は皆様ご存じの「アントニオ猪木」氏が1972年に設立した、現存する中で日本最古のプロレス団体です。
猪木氏は「ストロングスタイル」を掲げ、プロレスラーの「強さ」をアピールする演出で新日本プロレスを大きくしていきました。具体的には異種格闘技戦(もちろん現在の総合格闘技ではなく、あくまでプロレスでの話です)などを通じて強いプロレスを押し出していったんですね。
歴史に関しては語りだすと長くなりますのでまた別の機会に紹介記事を書こうかなと思います。
今やお茶の間で大人気の長州力さんや神無月さんがモノマネをする事で有名な武藤敬司選手、大晦日に月亭方正さんにビンタをする蝶野正洋選手など超有名な選手を輩出してきました。
全日本プロレス
猪木氏と同じく日本プロレスの父・力道山に指導を受けたジャイアント馬場が設立したのが全日本プロレス(ぜんにほんプロレス)です。
「強さ」を押し出す新日本プロレスに対し、「王道プロレス」と称されるように「明るく・楽しく・激しいプロレス」を追求してきた団体です。
プロレスリング・ノア
三大メジャー最後の団体は故・三沢光晴氏が設立した「プロレスリング・ノア」です。
「あれ?三沢って今全日本の説明で出てきたじゃん」と思った方は鋭いです。
全日本プロレスの社長であったジャイアント馬場亡き後、社長を引き継いだ三沢氏でしたが、馬場夫人の元子氏と意見の相違が目立ち社長を解任されてしまうんです。
解任と同時に全日本プロレスを退団した三沢氏が新たに設立したのがプロレスリング・ノアです。
さらに三沢氏の退団に伴い大半の全日本所属選手が後を追ってノアに戦場を求めました。
三沢氏は団体設立後の2009年6月13日の試合中に、技を受けた際の衝撃が引き金になり意識不明に、志半ばで逝去されました。
「受け身の名手」として名高い三沢氏が技を受けた事がきっかけで亡くなった、という事実は多くのプロレスファンに衝撃を与えました。
現在は三沢氏の志を継ぐ選手、新たに入団した選手等で盛り上げている団体です。
以上が国内で三大メジャーと言われる団体です。その他の団体をメジャーに対して「インディー」と呼ぶこともあります。
もちろんインディーにも良い団体や良い選手はいますし、インディーからメジャーに参戦して大人気を博すレスラーもいます。
ただ、最初はまずメジャーの団体を観戦してみることをお勧めします。
「じゃあ三つのうちどの団体を見ればいいの?」ということですが・・・
これはまず「新日本プロレス」をお勧めします!!!
新日本プロレスをお勧めする3つの理由
理由その1 地上波で試合が見られる!!
現在地方局を除くと地上波で試合を放送しているのは国内団体では唯一新日本プロレスだけです。
毎週土曜の深夜1:00から30分間放送されている「ワールドプロレスリング」という番組がそれです。30分という時間はスポーツの試合を流す番組としては短い気もしますが、ストーリーが動く試合であったり注目の試合は必ず放送されます。
つまり、「この番組を見ているだけである程度新日本プロレスのストーリーが追える」ということなんですね。
もちろんサブスクもあり、こちらは「新日本プロレスワールド」という名称で月額999円となっています。加入すれば主要大会の完全放送であったり、過去の名勝負などを楽しむことができます。
他にお金のかかる趣味をやっていなければ十分「微課金趣味」の範疇かと思いますが、まずはとにもかくにも地上波の番組を見てもらえればいいのかな、と思います。
また、youtubeでも毎週1試合ずつ配信があります。
理由その2 正月が近い!!
「え?正月?それがプロレスに何の関係があるの?」とお思いでしょう。
実は新日本プロレスは毎年1月4日(通称1.4・イッテンヨン)に必ず東京ドーム大会を行うんです。
その大会を皮切りに1年のシリーズが始まっていくため、初めて見る方はチャンピオンが誰なのか、今後中心となって行く選手が誰なのか、等比較的わかりやすくなっているんです。
なので「プロレスを見てみよう」と思う方にとってはうってつけのタイミングというわけですね。
理由その3 対抗戦が控えている!
折しも先日、年明けの1月8日に新日本プロレスとプロレスリング・ノアの団体対抗戦が発表されました。
基本的にプロレスというのは自分の団体の中だけで試合が行われますが、ごく稀に対抗戦と銘打った団体の垣根を超えた試合が行われることがあります。
盛り上がる事必至のこの対抗戦の様子も当然「ワールドプロレスリング」で放送されるはずです。
以前ノア所属だったが現在は新日本プロレスにいる選手や、その逆(お馴染み、武藤敬司選手がそのパターンです。)もあるため、そういった部分のストーリーも楽しめると思います。
理由番外 アプリゲームのリリースが控えている!
これは番外的な理由になりますが、現在新日本プロレスのアプリゲームが来年初旬のリリースを目指し開発されています。
その名も「新日本プロレス STRONG SPIRITS」(通称:新日SS)!
開発は数多くのアプリゲームやカードゲーム等で大人気の「ブシロード」です。
余談になりますが新日本プロレスは2012年からブシロードグループに所属しており、その傘下で改めて盛り上がってきた団体でもあります。
ゲームシステム等についてはまだ明らかにされていませんが、「プロレスラー育成ゲーム」という情報は出ています。
当然新日本プロレス所属のレスラーも収録されると思われますので、選手の特徴や得意技などを把握するのにも最適なのではないかと思います。
ゲームをきっかけにして選手の事を知り、ファンになるというパターンもありますよね。
現在事前登録を受け付け中なので、「プロレスを見始めようかな」と思っている方は是非やってみてもいいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の「微課金趣味」紹介はプロレス観戦のススメという事でした。
正直まだまだプロレスの魅力をお伝え出来たとは思っていませんが、これをきっかけにプロレスというものに興味を持って頂ければ幸いです。
団体や選手個人の紹介については今後記事にしようと思っておりますので、その際は是非ご一読を頂ければと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございました!
それでは、微課金太郎でした!!