【短期集中企画】新日本プロレスのレスラー紹介!【第4回】
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どうも、微課金太郎です!
なるべくお金をかけない趣味=微課金趣味の紹介をさせて頂いております当ブログ。
その中で新日本プロレス観戦をお勧めしたことがありましたが、もしその記事を見て興味を持って頂けた方がいらっしゃったとした場合、選手の事も何も分からないという状況になってしまいます。
ちょうど年明けの1月8日に新日本プロレスvsプロレスリング・ノアの対抗戦が行われます。そこに絡めて対抗戦に出場するであろう選手を紹介してみよう!ということで過去3回程記事を書かせて頂きました。
そして先日!ついに対抗戦のカードが発表になりましたので今回はそのカードのご紹介と、いつも通り選手紹介をしていこうと思います!!
↓過去記事はこちら↓
新日本プロレスvsプロレスリング・ノア対抗戦 カード発表!!
※試合順に関しては現時点では未定とのことです。
藤田晃生 (新日本) vs 矢野安崇 (ノア)
vs
SHO (新日本) vs 小峠篤 (ノア)
石森太二、外道 (新日本) vs HAYATA、吉岡世起 (ノア)
エル・デスペラード、DOUKI (新日本)
vs
石井智宏、後藤洋央紀、YOSHI-HASHI、田口隆佑、マスター・ワト (新日本)
vs
原田大輔、大原はじめ、稲葉大樹、稲村愛輝、岡田欣也 (ノア)
ザック・セイバーjr、金丸義信 (新日本)
vs
vs
KENTA、杉浦貴、桜庭和志 (ノア)
EVIL、ディック東郷 (新日本) vs 潮埼豪、マサ北宮 (ノア)
vs
オカダ・カズチカ、棚橋弘至 (新日本) vs 武藤敬司、清宮海斗 (ノア)
鷹木信悟、内藤哲也、SANADA、高橋ヒロム、BUSHI (新日本)
vs
この記事はあくまでこのブログきっかけでプロレスに興味を持って頂けた方、つまり観戦初心者の方に向けての記事です。
なので「カード羅列されてもわかんないよ!」って感じだと思いますが、とりあえずは全対戦カードの紹介をさせていただきました。
さて、この短期集中企画に関しては「対抗戦までに新日本プロレスの選手を紹介してみよう。」という趣旨でしたが、対抗戦出場選手全員の記事を書くことが難しいため、個人的に「この選手を見て欲しい!」という選手数名をピックアップしてお伝えしようと思います。
さぁ今回紹介する選手は内藤哲也(ないとう てつや)選手です!!
制御不能なカリスマ・内藤哲也(ないとう てつや)!!
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今回の記事は新日本プロレス反体制ユニット、「ロスインゴベルナブレス・デ・ハポン」(新日本プロレス内のユニットに関しては別の機会に記事を書こうと思います。)のリーダー、内藤哲也選手です。
内藤哲也選手の基本データ
身長:180cm
体重:101kg
出身:東京都
生年月日:1982年6月22日(39歳)
デビュー:2006年5月27日
内藤選手の来歴
新日本プロレス入門
プロレスファンだった父親の影響で幼少期からプロレス観戦に傾倒していた内藤選手は高校卒業後、アニマル浜口ジムでのトレーニングを経て新日本プロレスに入団する運びとなります。
デビュー後はジュニアヘビー級の選手として徐々に頭角を現していきましたが。
その後海外遠征を経てヘビー級へと戦場を移します。
低迷期を経験
プロレスファン時代、武藤敬司選手の大ファンであった内藤選手は自身のスタイルの中にも武藤選手のエッセンスを取り入れ、軽やかな動きのレスラーとして得意技の名前から「スターダスト・ジーニアス」の異名を取る等活躍するかに思われましたが、今一つ人気が出ず、トップ戦線に食い込めずにいました。更には海外遠征から帰国したオカダ・カズチカ選手が内藤選手を飛び越え一気にトップ争いを開始するなど長く不遇の時代を味わいます。
メキシコ遠征
浮上のきっかけを掴むべく、内藤選手は一念発起し、メキシコのプロレス団体「CMLL」に遠征をします。
背水の陣で臨んだ遠征先ではユニット「ロス・インゴベルナブレス」*1に誘われ加入します。このユニットの特徴はヒール(悪役)でもベビーフェイス(善玉)でもなくそれぞれが好きに自分の表現したい事を表現する、というものでした。
この考え方に順応した内藤選手はメキシコの地で徐々に知名度を上げていきます。
凱旋帰国・大スターに
メキシコのリングで自由奔放にプロレスを楽しむことを学んだ内藤選手は満を持して凱旋帰国、新日本マットに復帰を果たします。
それまでは優等生的なプロレスが目立っていた内藤選手でしたが、ここでスタイルを一変させます。
余裕の態度で相手をいなし、焦らすような動きをしたり、マイクアピールやインタビューでもそれまでの優等生的な姿勢は鳴りを潜め、過激な発言をしたりなどまさに「やりたいようにやる」スタイルへと変貌します。
更にはメキシコで加入していた「ロス・インゴベルナブレス」を日本に輸入し、「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」*2を結成し一気に波に乗ります。
元々実力のあった内藤選手はどんどんスターダムへのし上がり、トップ戦線に食い込んでいきます。
ファンの人気もここで大爆発し、以前はベビーフェイスにも関わらずブーイングを受ける事すらありましたが、どこへ行っても大歓声で迎えられるようになり人気、実力を兼ね備えた、まさにスーパースターへと成長を果たしました。
内藤選手の得意技
デスティーノ
メキシコ遠征中に編み出した現在の内藤選手の代名詞となっている大技です。
後ろから相手の腕を取り、そこを起点に逆上がりの要領で回転、相手の後頭部をマットに叩きつける技です。
元来、軽やかな動きを得意としていた内藤選手ですが、その軽やかな動きと後頭部を叩きつけるという力強さを併せ持ったこの技はメキシコ遠征で「やりたいようにやる」と吹っ切れた内藤選手を象徴するようなものになっていると思います。
なお、「デスティーノ」とは、メキシコの公用語であるスペイン語で「運命」の意味です。
グロリア
申し訳ありません、分かりやすい動画が出てきませんでした( ;∀;)
上記の動画に静止画ではありますが解説付きで紹介されています。
相手を自分の横から抱え上げ、後頭部から落とす投げ技です。
この技は内藤選手がメキシコ遠征より前に開発していたものですが、現在でも時折繰り出して観客を沸かせています。
「グロリア」とはスペイン語で「栄光」という意味ですがこれは内藤選手がファンである歌手のYUIさんの同名曲から取られています。
スターダストプレス
メキシコ遠征以前の内藤選手がよく使用していた飛び技です。
この技から取って内藤選手は「スターダスト・ジーニアス」の異名で呼ばれていました。
技としての難易度はとても高く正直言葉ではちょっと説明できません・・・
この技の開発者はジュニアのレジェンドである「獣神サンダーライガー」選手です。
そのライガー選手しか使えなかったこの超難易度の技を習得するという時点で内藤選手のポテンシャルの高さがわかると思います。
内藤選手の魅力
浮き沈みを経験したからこその「共感できるレスラー」
内藤選手は長く不遇の時代を味わってきました。
ご本人もインタビュー等で当時はファンが何を求めているか考えすぎて空回りしていた、という旨の発言をしています。
しかしメキシコ遠征をきっかけにガラッと変わった内藤選手は試合も発言もとにかく面白い!の一言です。
団体やファンからは「次のエース」として期待されながらも今一つ突き抜けられず、ファンからはブーイングを浴び、会社は自分ではなく他の選手をプッシュする。
そんな挫折を経験した内藤選手が遠征をきっかけに殻を破り自分のやりたいように楽しんでプロレスをやる。
このストーリーにファンは共感するんです。
皆さんも挫折って経験したことありませんか?そこから何とか這い上がろうとしたことはありませんか?
規模の大小はともかくみんなそういう経験ってあるはずなんですよ。
だから内藤選手に共感できるんです。
多彩な技と奥深い試合運び
得意技紹介の項で取り上げたスターダストプレスを見て頂ければ分かるように、元来内藤選手は非常に器用なレスラーです。
その器用さで数多くの得意技を持っていますが、この引き出しの多さが一つの魅力ですね。
しかしそれだけにとどまらず帰国後の内藤選手は敢えて、のらりくらりと相手のタイミングをずらす動きをしたり、相手を挑発するような試合運びをしたりと、一定のリズムで試合をするのではなく、緩急をつけるようになります。
地力のある内藤選手がこういった試合をするとこれが実にハマるわけで、非常に奥深い試合を演出してくれています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は内藤選手の紹介記事でしたが、じつは私は昔の内藤選手の事をあまり好きではありませんでした。しかし帰国後の内藤選手に一気に魅せられ今では新日本のレスラーの中で一番好きな選手になっています。もう手のひらクルクルです。
それだけものすごい魅力を持っているレスラーなんですよ内藤選手は。
この記事を読んで、その魅力の一端に触れて頂けたら幸いです。
そして、内藤選手の試合をみて頂けたらもっと嬉しいです!!