【短期集中企画】新日本プロレスのレスラー紹介!【第5回】
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こんにちは、微課金太郎です!
あまり費用を掛けずに楽しむ「微課金趣味」をご紹介している当ブログですが、その中で「新日本プロレス観戦」をお勧めしていました。
年明けの1月8日に新日本プロレスvsプロレスリング・ノアの対抗戦がありますので、短期集中企画としてプロレス観戦初心者の方にも楽しんで頂けるように新日本所属のレスラーをご紹介しています!
今回ご紹介するレスラーは鈴木みのる選手です!!
↓過去記事も読んで頂けると嬉しいです↓
プロレス王・鈴木みのる!!
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と、いう事で今回ご紹介するのは新日本プロレス内ユニット「鈴木軍」リーダー・鈴木みのる選手です!
大ベテランにも関わらずバリバリに大暴れしている魅力あふれる選手です!!
鈴木みのる選手の基本データ
身長:178cm
体重:102kg
出身:神奈川県
生年月日:1968年6月17日(現在53歳)
デビュー:1988年6月23日
鈴木選手の来歴
新日本プロレス入団~退団~UWF参加
高校時代にレスリングで実績を残した鈴木選手はそれを引っ提げて1987年に新日本プロレスに入団します。
順調にキャリアを重ねていくと思われた2年後に突如新日本プロレスを退団、前田日明選手らが中心となって設立された「UWF」という団体に参加することになります。
この団体は従来のショー的要素を排し、蹴りや関節技での決着を常とした団体でした。(この団体からの流れが後の総合格闘技の隆盛に繋がっていきます。)
UWF分裂~藤原組~パンクラス
1991年に様々な事情によりUWFが分裂すると、鈴木選手はそこから派生した「プロフェッショナルレスリング・藤原組」(お茶の間でも有名な藤原組長の団体です。)に参加しますが、スポンサーの問題もあり短期間で事実上解散状態となります。
その後、船木誠勝選手らと共に「パンクラス」設立に参加します。この団体は「完全実力主義」を掲げ、UWF以上に格闘技色を強め、総合格闘技団体と言っても良いほどのものになっていきます。(「秒殺」という言葉が定着したのはこのパンクラスがきっかけです。)
このパンクラスで10年近くに渡り鈴木選手は中心選手として活躍します。
プロレスへの回帰
2002年に新日本プロレス所属の佐々木健介選手との試合が決定しますが、佐々木選手が負傷、更には新日本プロレスを退団したため試合が実現不可能になってしまいます。
そこで名乗りを上げたのが同じく新日本プロレス所属の「獣神サンダーライガー」選手でした。
急遽プロレスではない総合格闘技の試合に代役を名乗り出たライガー選手との試合は鈴木選手の勝利に終わりますが、この試合をきっかけに鈴木選手は再度プロレスに目覚める事になります。
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↑獣神サンダーライガー選手
↑こちらが鈴木選手をプロレスに引き戻したライガー選手との試合です。
現在
プロレスのリングに戻ってきた鈴木選手はノアや全日本プロレスに参戦後、2011年、新日本プロレスに本格復帰を果たし、ユニット「鈴木軍」を結成し古巣の中で強烈な存在感を放っていきます。
2015年には再度ノアに参戦し、ヘビー級のベルトを奪取するなど活躍を重ねています。
キャリア30年を超える大ベテランですがこの度の新日本vsノアの対抗戦でも新日本プロレス鈴木軍としてカードが組まれています。
対抗戦に当たってのインタビューがYouTubeにアップされていますので是非ご覧ください。
鈴木選手の得意技
ゴッチ式パイルドライバー
「パイルドライバー」とは、相手を抱え上げ脳天からマットに突き刺す技です。
この技はプロレス技の中でもオーソドックスな技でありますが、鈴木選手は藤原組在籍時代にプロレスの神様「カール・ゴッチ」に直接指導を受けています。そのため、「ゴッチ式」の名を冠したたパイルドライバーを使用しています。
スリーパーホールド
こちらもプロレス技としては非常にオーソドックスな技です。
相手の後ろから腕を回し頸動脈を絞める技ですね。
基本的な技でも鈴木選手が使うと必殺技になる良い例と言える技です。
鈴木選手の魅力
派手な技を使わない
鈴木選手は元々格闘技色の強いUWFの流れを汲むレスラーなため、派手な技は使いません。
ご本人もプロレス回帰の際は「前座の技しか使えない」というような発言したこともあります。
しかし、関節技の鬼・藤原組長や神様カール・ゴッチなどから指導を受けたその技術は「さすが」の一言に尽きます。
上記の技を見てもあくまで基本的な技を得意としていることがわかると思います。
しかし、高難易度化が進むプロレス技の中にあって基本的な技に終始する鈴木選手のスタイルは逆にとても目を引くものになっているんですね。
その基本技の背景にあるのが確たる技術とあってはもう見ていて「さすがだよなぁ」とうなるしかありません。
怖い顔と怖い発言
失礼な見出しになってしまいましたが、見ての通り鈴木選手は強面です。(笑)
地元に新日本プロレスの興行が来た際には観戦に行ったりするのですが、鈴木選手はホントに怖い雰囲気が漂っていて近寄りがたいです。*1
そして上記のインタビューを見てもわかる通り発言内容もかなり過激なんですね。
それらの事から「プロレス王」と並んで「世界一性格の悪い男」なんて異名があったりします。
ただ、このキャラクター性は確かな実力の裏付けがあってこそ活きているものなんです。
また、そんな強面な鈴木選手ですが、東日本大震災に関連するチャリティーイベントを開催したり、子供たちのために「大海賊祭」*2というイベントを開催したりと、実は熱く優しい男です。
まとめ
今回は大ベテラン、鈴木みのる選手の紹介でした。
前述のように鈴木選手は派手な技は使わずオーソドックスな技を好みます。
そのため、実はプロレス観戦初心者の方には非常にわかりやすく、入門としてある種最適な選手なのではないかと思ったりもします。
またキャラクターもわかりやすいため、「誰を応援しようかな~。」と思っている方にはおすすめのプロレスラーです。
さて、1月8日の対抗戦までもうあとわずかしかありません。(新日本プロレスは1月4日と1月5日にも大きな大会があります。)
そのため、この短期集中企画もあと1、2回ぐらいかな?と思いますが、ぜひお付き合いいただければと思います。
それでは、微課金太郎でした!!